サイト開設の目的

2009年11月、地熱発電の普及で役に立たねばという思いが脈絡なく芽生え、その一歩として「温泉と競合しない地熱発電がある事を多くの方に知って頂くのが先決」との想いでこのサイトを開設しました。 当時はCO2削減にフォーカスした再生可能エネルギーシフトが叫ばれ始めたころでしたが、太陽光と風力しか取り上げられませんでした。 3・11後、原発の代替エネルギーにフォーカスした議論に変わってきて地熱が取り上げられるようになってきました。それ自体喜ばしい事ですが目先のエネルギーしか考えていないような論調に違和感を抱いております。 化石燃料の可採年数は非常に限られていて、再生可能エネルギー代替期間のつなぎと考えるべきじゃないかと考えております。原発で発電していた電力を節約や他のエネルギーに振り替える事で解決できたとして、それで万事解決なのでしょうか? 実は原発の倍もあるエネルギー源の枯渇が控えているのです。いま再生可能エネルギーの導入を考えるのなら、その観点も含めて考えた方が良いのです。地熱発電を代替エネルギーインフラとして子孫へのギフトにしてはいかがでしょう。さもないと国家の借金を子孫にツケるだけの情けない状況になってしまいます。 私が温泉発電も含め、地熱発電を強力に推進したいと考えるのは、非常に高効率で安定した電源であることと半永久的にエネルギー枯渇を心配する必要がない事、発電のほかに暖房や給湯、融雪、温泉、農業、医療ツーリズムなど副次的な応用範囲が広い事があります。掘削しても期待した蒸気が噴出しなければ話になりませんが、人工的に貯留層を形成する技術もありますし、石油の高騰が予測される寒冷地での暖房エネルギーとして有力候補になります。暖房が灯油から地熱に変わればCO2削減も大きいと思われます。 こうした考えを現実のものとするため2012/1/12、Facebook内に地熱発電推進研究会を発足し、2011/9末に設立された地熱発電普及推進議員連盟と対話できる団体にしてまいります。

温泉と競合しない地熱発電

高温岩体発電は、漁業に例えると養殖型の地熱発電です。つまり地上から水を供給して蒸気を作り、タービンを回して発電する事が可能です。 それに加えて、発生した熱水を利用した地域暖房により灯油とCO2削減、融雪、温泉を核とした医療ツーリズム、農業への活用など幅広い二次利用が期待でき、それらのインフラ整備を併せれば相当な経済波及効果、雇用創出ができると考えます。 是非国家プロジェクトとして取り組んで頂きたい事項です。

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