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現在稼働している地熱発電と後述する高温岩体地熱発電ですが、蒸気を得る方法は異なりますが、それ以降の方式は同じです。
地下の高温岩石中に地表から雨水や地下水が割れ目を通って到達すると「地熱貯留層」と呼ばれる200〜350℃の熱水あるいは蒸気の溜まり(プール)になります。

 

高温岩体地熱発電(後述)

  山形県の肘折でNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)による実験、秋田県雄勝町で(財)電力中央研究所による実験が行われました。 この方式による地熱発電がエネルギー大国へのキーポイントになると考えます。
 

EGS発電(後述)

  地下深度10Kmまで掘削し、場所を選ばず高温岩体発電するものの事を、そう呼称しているようです。
米国、オーストラリア、ドイツなどが積極的な研究開発を行っています。技術的に確立されれば地熱資源国の定義が変わるのではないかと推測されます。
グーグルがEGS発電に1000万ドルを投資したと伝えられています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080820/313037/
 

フラッシュ方式

  フラッシュ方式の地熱発電は、この地中深くにある「地熱貯留層」から生産井と呼ばれる井戸で蒸気を汲み出し、直接タービンを回し発電させる方式です。タービン回した蒸気は冷やして水に戻った後地下に戻されます。有害なガスは汽水分離器で分離後地下に還元されますので空気中に放出されることはありません。
ダブルフラッシュ方式は汽水分離器で分離後の熱水から更に蒸気を取り出す方式です。
 

バイナリーサイクル方式

  バイナリーサイクル方式の地熱発電は、この地中深くにある「地熱貯留層」から生産井と呼ばれる井戸で蒸気を汲み出し、ペンタンやアンモニアなど水よりも沸点の低い媒体と熱交換させ、この媒体の蒸気でタービンを回し発電させる方式です。
通常ならば蒸気化が難しい低温の熱源でもエネルギーとして利用できるため、世界的に需要が高まっている方式です。ただし出力は蒸気フラッシュ発電に劣ります。
※地下から汲み出した蒸気等は全て地下に戻します。

 

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