トップ  >  新コンテンツ  >  地熱発電は何故普及しなかったか

 

エネルギーの購入にまつわる利権

  推測の域を出ませんが、地熱発電はエネルギー購入コストが掛からないと、利権を持てる人達にとって利益を得る機会喪失になるので敬遠され、石油・ガス・ウランなどのエネルギー購入にまつわる利権や原発誘致にまつわる利権を選択する力が働いたのだろうと推測しております。
使用データ:経済産業省、エネルギー白書 2008年版(2008)
こんな事言ってる方もいます。
 

天然資源(ハイリスクと投資回収までの時間)

  開発に10年掛かり、投資から回収までに時間がかかる上、自然の熱水溜(貯留層)を探り当てるための探査や評価にコストを要し、掘削しても十分な蒸気が出ないケースがありました。

→ アメリカが5年で開発できるのに日本で出来ない訳がありません。開発期間を半減し投資から回収までの時間短縮を
  図ればよいと考えます。日本では掘削コストが高いと言われますが、研究者に聞いたところ油田の掘削がない日本では、
  国内には数千メートル級の掘削機材がなく、海外から日本の山中に機材を運搬しているからではないかとの事でした。

→ 掘削コストが2000m/5億円(1m/20万円、深くなるほどコストアップ)と言われています。
  発電コストの計算は15年で算出しております。設備を償却したら燃料費用負担もなく、永く使う程有利な地熱発電では
  コストは下がります。既に40年以上稼働している地熱発電所があり、生産井が詰まらなければ運用期間が長くなるほど
  コストは下がります。
 

自然公園法、温泉法などの法律

  地熱発電の貯留層は温泉源より深い所にあり、汲み上げた熱水や蒸気を地下に還流するため、地熱発電が原因で枯れた温泉は私の知る限りありません。海外の事例で、汲み上げた熱水や蒸気を地下に還流させない方式のため温泉が枯れて例はあるとの事です。
国のエネルギー政策が原子力に向かい、他のエネルギーの重要性が相対的に下がる中で、事なかれ主義的に地熱発電の開発が許可されなかったと理解しています。
しかし、それも状況が変わり国立公園内での掘削が可能になるなど開発の方向です。


プリンタ用画面
友達に伝える
投票数:103 平均点:5.15
前
参考 メガソーラー太陽光発電
カテゴリートップ
新コンテンツ
次
日本に適した高温岩体地熱発電

Adsense